
実際の年齢に抗うつもりはないけれど、肌ケアのアンチエイジングは気になるお年頃。肌を労るプチ贅沢として、レチノール配合美容液を使い始めました。
「そろそろアンチエイジングを意識したケアが必要かな?」と思い、私もようやくレチノール美容液をスキンケアに取り入れました。
50代初心者の私が、フランス薬局の定番ブランドSVRのレチノール美容液 [A] Ampoule Lift を実際に使った感想を紹介します。
日本でも人気のLa Roche Posayとの比較も交えながら、どんな方に向いているかもまとめました。
これからレチノール美容液を選ぶ方は、ぜひ参考にしてみてください。
レチノール美容液を考える理由
「そろそろアンチエイジングが必要かな?」と感じ始めたとき、目につくのがレチノール配合の美容液。
レチノールとは、ビタミンA誘導体で、肌のターンオーバーを促進し、シワ・たるみ・ハリ不足のケアとして多くの化粧品に使われています。
特に50代のエイジングケアには、低濃度から試せるドクターズコスメ系美容液がおすすめとされています。
レチノール
レチノールはビタミンAの一種で、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を助ける働きがあります。
これにより、シワ・たるみ・くすみ・毛穴の目立ちを改善し、ハリのあるなめらかな肌へ導くとされ、アンチエイジング成分の代表格。
ただし、強力な分だけ、赤み・乾燥・ヒリつきなどの刺激が出ることもあるため、使い方には少し注意が必要です。
レチノール配合美容液
レチノールを肌に届けるための美容液。
化粧水や乳液より高濃度で、次のような肌の悩みに向いています。
- 小じわ・ハリ不足が気になる
- 肌のくすみや毛穴が気になる
最初は「週2〜3回の夜使用」で肌を慣らしながら使うのがコツで、「日中は日焼け止め必須」です。
私が選んだSVR [A] Ampoule Lift
SVR [A] Ampoule Lift
メーカー | Laboratoire SVR(ラボラトワールSVR) |
商品名 | [A] Ampoule Lift([A] アンプール・リフト) |
容量 | 30ml |
外箱記載の商品コピー① | 効果を強化した処方 |
外箱記載の商品コピー② | 肌をなめらかに整え、表面を滑らかにし、シワにアプローチする濃縮美容液 |
対象者 | 肌のざらつき、色ムラ、毛穴の開き、シワ、茶色のシミ、赤みが気になる人向け |
効果的な成分 | 0.3% ビタミンA – 純粋レチノール 肌を滑らかに整え、目に見える改善をもたらす |
2% NovoRetin レチノールの効果を増強 | |
ナイアシンアミド + セラミド 肌の保湿バリアを守り、強化する | |
肌タイプ | すべての肌タイプでテスト済 |
使用方法 | 夜、普段のスキンケア前に、2、3滴を塗布。目の周りは避ける。推奨量を超えないこと。不快感がある場合は、使用頻度を減らすか中止する。朝は日焼け止めを使用。意図的に日光を浴びないこと。 |
レチノール美容液導入のきっかけ
私のスキンケアは、化粧水とクリームだけのシンプルなお手入れでした。
ある日、現在のスキンケアに使用している商品と使い方を伝えた上で、ChatGPTに相談したところ、「レチノール配合の美容液を取り入れると良い」とアドバイスを受けました。
ChatGPTから最初におすすめされたのは、敏感肌向けで有名な La Roche Posay(ラロッシュポゼ)のレチノール美容液「Rétinol B3 Sérum」。
しかし、自分で調べていく中で「私の肌質(乾燥よりの普通肌。特に肌トラブルなし)なら、SVRの方がより効果を感じやすそう」と思い、SVR [A] Ampoule Lift を選びました。



このあと、次の2つの商品を比較した表を掲載しています。
・SVR [A] Ampoule Lift
・La Roche Posay Rétinol B3 Sérum
レチノール美容液選びの参考にしてくださいね。
実際の使用例
私の使用例を紹介します。
- お風呂上がり、SVR Huile Lavant(フェイス&ボディ用洗浄オイル) で顔を洗った後、タオルでそっと水気を取ります。
- 付属のスポイトから2、3滴を手のひらに取り、顔全体に優しく「押し込む」ようにハンドプレス。
- その後、いつも使っているローションとクリームで仕上げます。
使用説明書に書いてあるとおり、初めて利用する時は3日に1回のペースで使用しました。



現在は慣れてきたので、間違えないように偶数の日の夜と決めて、2日に1回のペースで使っています。
使って感じた効果と注意点
肌が滑らかになった
初めて使った後すぐ、良い意味でピンとしたハリを感じました。
翌朝には、いつもより肌が滑らかになった気がしました。
継続して使用するうちに、以前よりも肌が柔らかくなった印象です。



もしかしたら気のせいかもしれないけれど、肌が元気になった!と思えると、気分も上向きになります。
ヒリつきリスク、敏感肌の人は注意
レチノールは人によってはピリピリ感や赤みが出ることがあります。
私は好意的に感じた「ピンとしたハリ」は、敏感肌の人には「ヒリヒリした」と感じられるかもしれないと想像しました。



敏感肌の自覚がある方は、マイルドなタイプのレチノール配合美容液から試すと良いかもしれません。
SVR vs La Roche Posay 商品比較
SVRと日本での人気の高いLa Roche Posayのレチノール美容液を比べて、下表にまとめました。
商品名 | [A] Ampoule Lift | SVRRétinol B3 Sérum | La Roche Posay
商品写真 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
容量 | 30ml | 30ml |
(通常時) | 公式サイト価格36,90€ | 37,80€ |
主成分 | 0.3% ビタミンA – 純粋レチノール 2% ノヴォレチン ナイアシンアミド セラミド | 純粋レチノール (濃度は未公表、0.3%前後の海外レビュー多) ナイアシンアミド グリセリン |
期待できる効果 | 肌のハリ・弾力アップ しわ・小じわの改善 肌のキメ・毛穴改善 肌トーンの均一化 肌バリアの保護・強化 | 肌のハリ・弾力アップ しわ・小じわの改善 肌のターンオーバーを促進 肌トーンの均一化 肌バリア機能を修復・24時間保湿 |
肌タイプ | すべての肌タイプ 敏感肌にも配慮 (テスト済み) | すべての肌タイプ (敏感肌を含む) 刺激を抑えた高耐性処方 |
テクスチャー | 液状 | 液状 |
使用方法 | 【夜のみの使用】 いつものスキンケア前に2、3滴を塗布。 | 【夜のみの使用】 3、4滴を顔と首に塗布。単独or保湿クリームの下地として使用可能。 |
使用頻度 | 初めは3日に1回。 問題がなければ2日に1回。 | (記載なし) |
日中の注意点 | 日焼け止め必須 | 日焼け止め必須 |
購入できるサイト | amazon.co.jp 楽天市場 amazon.fr | 楽天市場 Amazon.fr |
SVR・La Roche Posay のフランス版公式サイトを元に比較してみましたが、文字情報の限りでは、それほど大きな違いはありませんでした。
La Roche Posay は使用頻度についての記載はなく「毎日でも使えそうな雰囲気」がある一方で、SVRは「2〜3日に1回」と明記しています。
また1回の使用量の目安は、表現の違い程度かもしれませんが、SVRよりもLa Roche Posayの方が多くなっています。



どちらかで迷った場合は、特に敏感肌で刺激が心配ならLa Roche Posay「Rétinol B3 Sérum」を選ぶと良いかもしれません。
まとめ|SVR [A] Ampoule Liftはこんな人におすすめ
- レチノール初心者だけど、敏感肌ではない人
- 小じわ・たるみのケアを始めたい人
- フランス薬局のドクターズコスメが好きな人